Instagramからネットショップへ誘導するプロフィール文の作り方

考える女性

SNSで作品を見つけてもらえることが増えた今、Instagramのプロフィール欄は「お店の玄関」のような場所。せっかく気になって見に来てくれた方が、その先のネットショップや販売ページまでたどり着けなかったら、もったいないですよね。

この記事では、Instagramのプロフィール文を使って、やさしく作品の魅力を伝えながらネットショップへの導線を作るコツを紹介します。

伝えたいことを絞って、わかりやすく書く

まずはプロフィール文で「誰が・何を・どこで」発信しているのかを明確に伝えることが大切です。

長く書きすぎるよりも、読みやすく区切って書くほうが、パッと見たときに印象が伝わりやすくなります。たとえば「手刺繍のアクセサリー/季節を感じる小物づくり」など、作品ジャンルを一言で表すだけでもイメージがわきます。

次に、自分が何をしているかを簡単に紹介します。「東京を拠点に活動中」「受注販売しています」など、読み手が活動のスタイルを想像できるような情報を入れると安心感があります。

絵文字を使うのもおすすめ。見た目がやさしくなるだけでなく、改行や強調の代わりとして使うと、読みやすさにもつながります。

ネットショップへつながるリンクの使い方

Instagramは、投稿やストーリー内にはリンクが貼れません。そのため、プロフィールに設置できる「リンク1つ」がとても大切な導線になります。

複数ページへの誘導を考えるなら、lit.linkやLinktreeなどのリンクまとめサービスを使うと便利です。そこにminneやCreema、ブログやお問い合わせフォームなどを集約しておくと、見た人が自分に合った方法でアクセスできます。

ショップリンクだけでなく、「◯◯で販売中です」とプロフィール文の中に一言添えておくと、見た人が「ここから買えるんだ」とすぐに理解できます。たった一文でも、購入へのきっかけになってくれることがあります。

わたしは作品が完売したときにも、ストーリーだけでなくプロフィール文を一時的に変えてお知らせするようにしています。リンクと文の連動があると、伝わりやすさがぐんと上がりますよ。

定期的な見直しと、季節感・変化を取り入れる工夫

プロフィール文は、一度書いて終わりではなく、定期的に見直していくのがおすすめです。たとえば、「春の新作出ました」や「展示出展中」など、季節や活動内容に合わせて少しずつ変えていくと、いつ見ても「今」の雰囲気が伝わります。

また、更新のたびにストーリーで「プロフィール更新しました」と一言添えると、フォロワーの方にも気づいてもらいやすくなります。新作の告知やイベント参加予定なども、目立たせたいときは一時的にプロフィールの冒頭に加えると効果的です。

SNSは日々の発信がメインになりがちですが、プロフィールは「初めまして」の方にとっての入口です。だからこそ、自分の言葉でていねいに整えておくことで、気持ちのよい導線が生まれます。小さな工夫で、作品との出会いがひとつ増えるかもしれません。