minneとCreema、どっちが合う?ハンドメイド作家の選び方ガイド

どっち?

ハンドメイド販売を始めようと思ったとき、多くの人がまず検討するのが「minne」や「Creema」といったオンラインマーケット。でも、「どっちを使えばいいの?」と迷ってしまうこと、ありませんか?わたしも最初はどちらから始めようか悩んで、実際に両方使ってみたことがあります。

この記事では、それぞれの特徴や雰囲気の違い、選び方のポイントをまとめてみました。

出品のしやすさとショップづくりの雰囲気

minneは、全体的にやさしくてかわいらしい雰囲気のサイトです。UI(画面の見やすさ)もシンプルで、スマホアプリからでも直感的に操作できるので、はじめての出品でも戸惑いにくいと感じました。作品登録や写真のアップロードもスムーズで、すぐに「マイショップ」を持てる感覚があります。

一方、Creemaは少し落ち着いたデザインで、作家としてのこだわりや世界観をしっかり伝えたい方に向いている印象です。紹介文の自由度も高く、ギャラリー感覚で商品ページを整える楽しさがあります。

「まずは手軽に始めてみたい」「かわいらしいものが多いジャンルに出したい」という方はminneから、「じっくりブランディングしていきたい」「高価格帯にも挑戦したい」という方はCreemaが合っているかもしれません。

購入者層やジャンルごとの傾向を見てみる

どちらのサイトも利用者は多いのですが、全体の雰囲気や売れ筋ジャンルには少し違いがあります。minneはアクセサリーや布小物、イラスト雑貨など「日常に取り入れやすい作品」が豊富です。価格帯も1,000〜3,000円前後の商品が多く、プレゼント需要も高めです。

Creemaは、木工や革製品、アート系のインテリアなど、素材や技術にこだわった作品がよく見られます。作品を探すお客さまも「一点もの」や「作家性」を求めている方が多く、比較的価格帯も広め。丁寧な説明文や写真にじっくり目を通してくれる方が多い印象です。

自分の作品ジャンルや、お届けしたいお客さまのイメージに合わせて、使い分けたり、同時に出品して様子を見たりするのも良い選択です。

手数料・販売機能の違いと使い分けのヒント

minneとCreema、どちらにも販売手数料が設定されています(※2025年3月時点で約10〜12%前後)。minneは決済・出品まわりが簡潔で、販売初心者さんにも優しい設計です。対してCreemaは、ギフト設定や複数配送先への対応など、少し踏み込んだ販売機能が充実しています。

また、イベント出展などで知ってもらったお客さまに「どこで買えますか?」と聞かれたとき、プロフィールやショップページの印象が伝わりやすいのはCreemaの方かもしれません。一方、SNSとの連携やシェアのしやすさではminneが強い印象です。

最終的には、「自分のペースで楽しく続けられるかどうか」がいちばんの基準になると思います。試しに両方登録して、それぞれの空気を感じてみるのもおすすめです。わたし自身も、イベントの季節や作品ジャンルに応じて、両方を使い分けています。